予防接種・特定保健指導

予防接種について

予防接種は、特定の病気にかかるのを防ぐためのワクチンを接種する医療行為です。ワクチンには、病原体そのもの(生ワクチン)や、病原体の成分の一部(不活化ワクチン)などが含まれており、接種することで、その病気に対する免疫を獲得することができます。

全年齢

  • インフルエンザ
  • 新型コロナウイルス
  • 全年齢で肺炎球菌(ニューモバックス・プレベナー・バクニュバンス)
  • 帯状疱疹(水痘ワクチン・乾燥組換え帯状疱疹ワクチン)
  • A型肺炎
  • 日本脳炎
  • ヒトパピローマウイルス(2価・4価・9価)
  • おたふくかぜ
  • 水痘
  • ヒブ
  • B型肺炎
  • 四種混合(DPT-IPV)
  • 三種混合(DPT)
  • 二種混合(DT)
  • 麻しん
  • 風しん
  • 麻しん風しん(MR)

定期接種 子ども

  • 五種混合1期(生後2カ月~90カ月未満)
  • 四種混合1期(生後2カ月~90カ月未満)
  • 三種混合1期(生後2カ月~90カ月未満)
  • 二種混合1期(生後3カ月~90カ月未満)
  • 麻しん1期(生後12カ月~24カ月未満)
  • 麻しん風しん(MR)1期(生後12カ月~24カ月未満)
  • 風しん1期(生後12カ月~24カ月未満)
  • 日本脳炎1期(生後6カ月~90カ月未満)
  • ヒブ(生後2カ月~60カ月未満)
  • 小児用肺炎球菌(生後2カ月~60カ月未満)
  • 水痘(生後12カ月~36カ月未満)
  • B型肺炎(生後12カ月未満)

特定保健指導のご案内

対象は特定健診の結果に基づき、メタボリックシンドロームあるいはその予備群と判定された方です。生活習慣の改善を目的に保健師・管理栄養士などの専門スタッフがサポートを行います。
メタボリックシンドローム

※メタボリックシンドロームとは

内臓肥満に加え、高血圧、脂質異常、高血糖などの動脈硬化の危険因子が2つ以上ある状態のこ とです。このまま放置しておくと動脈硬化が急速に進行し、心筋梗塞や脳卒中などの病気を発症 しやすくなります。

よく耳にするようになった、『メタボリックシンドローム』ってどのような状態のことですか?
内臓肥満に加え、高血圧、脂質異常、高血糖などの動脈硬化の危険因子が2つ以上ある状態のことです。このまま放置しておくと動脈硬化が急速に進行し、心筋梗塞や脳卒中などの病気を発症しやすくなります。
やっぱりタバコは良くないのでしょうか?
タバコは動脈硬化を進行させます。近年はメタボリックシンドロームを悪化させる原因になることも分かっています。加熱式タバコも同様です。

特定保健指導の判定方法

この4つに加え、服薬・喫煙の有無も判定の基準になります。
※メタボリックシンドロームの診断基準とは異なります。

該当項目数によりリスクを判定し、特定保健指導の支援タイプが決まります。

特定保健指導の支援のタイプ

結果

※65歳~74歳は、積極的支援となった場合でも、動機づけ支援となります。

積極的支援

メタボのリスクの高い方に

初回面接でメタボ改善の計画を立て、定期的にヒアリングを行います。
3ヶ月以上の継続した支援ののち、3~6ヶ月後に改善状況の確認をします。

動機づけ支援

メタボのリスクのある方に

原則1回の面接で、専門家の支援のもと、生活習慣改善のための計画を立てます。3ヶ月以上経過後に、改善状況の確認をします。

情報提供

受診者全員に

検査や医療の必要性などの情報が提供されます。要精検や要医療となった場合は、必ず受診しましょう。

支援スケジュール(積極的支援・動機づけ支援の場合)

※支援期間は、健康保険組合によって異なります。

セルフチェックしてみましょう

日々の生活習慣の中で、生活習慣病のリスクが高まっている場合があります。
気になる項目をチェックしてみましょう。

おかわりしたり大盛りにしたりする、 外食が多い

肥満・脂質異常症の可能性あり!

  • 腹八分目を意識しましょう
  • おかわり・大盛りにはしないようにしましょう
  • 麺+ごはんのセットは控えましょう

塩辛い食べ物が好き

高血圧の可能性あり!

  • 味噌汁やスープは1日1杯まで・麺の汁は残しましょう
  • 漬物は控えましょう
  • 醤油やソースはかけるのではなく、つけておかずを食べましょう
  • 減塩調味料を使用しましょう
  • おかわり・大盛りにはしないようにしましょう
  •  麺+ごはんのセットは控えましょう

夏場の塩分摂取について
普段の食事で十分量の塩分を摂取しています。
幼児・高齢者及び、外での活動が多い方、重労働の方を除いては水分の摂取(30ml×体重)で構わないでしょう。

毎日お酒を飲む、宴会が多い

肝機能障害の可能性あり!

  • 飲酒量の調整をしましょう(下記参照)
  • 1週間に2日連続の休肝日を設定しましょう
  • ノンアルコールビール・糖質オフ飲料を活用しましょう
  • 寝酒はやめましょう

1日の適正飲酒量
(純アルコール20g程度:女性や高齢者はこの半量)

純アルコール20gに相当する酒量(種類別)

  • ビール1本 (500ml)
  • ウイスキーダブル1杯 (60ml)
  • 酎ハイ1本 (350ml)
  • ワイン2杯 (240ml)
  • 日本酒1合 (180ml)
  • 焼酎(25度)0.6合 (100ml )

運動が苦手、運動時間がない

肥満・脂質異常症の可能性あり!

  • 腹八分目を意識しましょう
  • おかわり・大盛りにはしないようにしましょう
  • 麺+ごはんのセットは控えましょう

肉料理が好き

脂質異常症の可能性あり!

  • 脂肪分の少ない部位を選び
  • 脂身は取り除きましょう
  • 揚げ物は控えましょう
  • 魚の摂取頻度を増やしましょう

野菜が苦手、野菜が少ない

  • 1日350g以上摂取しましょう(内、緑黄色野菜120g以上)
  • 野菜ジュースを活用しましょう(1日1本 200ml まで)

1食の目安(120g)
生野菜であれば両手分、ゆで野菜であれば片手分
※果実が多い野菜ジュースは糖分が多く含まれているので注意!

お菓子や果物が好き

高血糖の可能性あり!

  • 購入前に栄養成分表示を確認しましょう
  • 大袋ではなく、小袋を選びましょう
  • 飲み物はノンシュガーの水やお茶にしましょう
  • 就寝2時間前の飲食、ながら食べは控えましょう

タバコを吸っている

動脈硬化が進行する可能性あり!

  • 禁煙する日を決めましょう
  • まず3日間だけ禁煙してみましょう
  • 禁煙外来に行きましょう

禁煙学会のホームページについて愛媛県内の禁煙外来を 受けられる病院が掲載されています。

特定保健指導Q&A

初回面談で話した人が最後まで担当してくれるんですか?

保健師・管理栄養士の2職種が支援を行っています。 それぞれの専門家が今のあなたに合ったアドバイスをさせて頂きます。

忙しくて電話に出られそうにないんだけど・・・

電話の他にメールでのサポートをご用意しています。
また、ご希望の曜日・時間帯をお聞きしますのでご負担のない方法をお選びください。

私は意志が弱いんですけど・・・大丈夫ですかね・・・

ご安心ください。あなたに合ったプランを提案しますので、お任せください。
思うように進まず、くじけそうなときも、励ましの電話やメールで、頑張るあなたを応援します!